皆様、こんにちは。
タイトルの「白鼻芯」…ご存知でしょうか?
そうです、「ハクビシン」です!
先日 大橋が伺った住宅地で発見し、撮影した写真が届きました。
昨今のメディアやインターネットの情報では、『害獣』『駆除』といった用語とともに
紹介されることが多いようで、すっかり悪者のイメージがついたように思います。
実際、お家に住み着いてしまうと野生動物なので体臭や糞尿により人間の健康や
生活に支障が出てしまいますし、お家を破壊されてしまうなんてことも…
ただ、元々の彼らの住処を奪ってしまっていることを考えると、なんとも言えません。
戦後復興のために行われた「拡大造林政策」は、現在では林業の衰退にともなって
人工林が手入れされなくなり荒廃が進んでいるとのことですので、自然が多いように
思える日本でも、野生動物にとっての住処は限られたものなのかもしれません。
さて、少し暗い話になってしまいましたが。
実はこのハクビシン、『特定外来種』には指定されていません。
ハクビシンがいつ日本に持ち込まれたのかが立証されておらず、『外来種』であるとは
断定できないのだそうです。
そのため、鳥獣保護管理法により行政の許可がなければ捕獲することもできませんので、
ご注意ください。
湯淺の地元では印旛沼が近いせいか、野生動物を近くに感じることが多かった気がします。
つい数年前ですが、夜道ではイノシシの親子を見つけました(笑)
人間と野生動物が共存できる世の中になることを、心より願っております。